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全話紹介

 ここにある記述は、タイトルとスタッフリストを除いては公式媒体からの引用によりません。よって、内容の誤り、解釈の相違等あるかもしれませんが、鑑賞の参考にしていただければ嬉しいです。

 このページは、2005/10〜2005/11/8にかけての、サンテレビでの放映に併せて順次追加作成されました。

 これ以後の放映を視聴中の人は、ご自分の判断でご覧ください。


話数 タイトル 初出およびゲスト
#1 素敵なレディになりたい ホワイエ公爵:円谷文彦
脚本:桜井正明 絵コンテ/演出:石橋タカ明 作画監督:須田正己
「シンデレラ、夢いっぱいだね」(ホワイエ公爵)

#2 シロツメクサの夢
脚本:中弘子 コンテ/演出:西山明彦 作画監督:小黒晃
   シロツメクサの花畑の夢を見たシンデレラ。ビンゴの「きっといいことがおこる」という夢占いに後押しされて、家をこっそり抜け出すと、フラワーフェスティバルでにぎわう町へ。【花の女王コンテスト】をそっと見物する。
 その帰り道、急ぎ足のシンデレラは見知らぬ少年とぶつかってしまい、あげく追いかけられる羽目になる。
「ビンゴ、わたし夢占い、信じないからね」(シンデレラ)

#3 憧れの王子さま ハンス:宝亀克寿
脚本:平見瞠 絵コンテ:石山タカ明 演出:浅田裕二 作画監督:井口忠一
   昼下がりのエメラルド城で、師範を相手に剣をふるう例の少年。彼はシャルル王子だった。やがて王子は教育係の目を盗んで城を抜け出し、町へ出かけた。
 一方、町での買い物に、荷物持ちとして連れてこられたシンデレラ。2人は再会する。身分を隠したい王子は、とっさに出た言葉を取りつくろうために、自分は王子の学友だと話しはじめた。
「二度もぶつかるなんて、僕たちきっと縁があるんだ」(シャルル)

#4 素敵な私の王子さま
脚本:荒川稔久 絵コンテ/演出:松園公 作画監督:加藤茂
   少年のウソを真に受けたらしい継母に、少年を屋敷に連れてくるよう命じられたシンデレラ。ワンダたちと共に町を探すが見当たらない。ついに城にも向かってみるが、城の門番は少年のような使用人に心当たりはないと言う。
 途方に暮れているところに偶然王子が現れた。しかし彼が重ねるウソに腹を立てたシンデレラは、家に招待することも忘れて別れてしまう。
「あのひと、馬だったんだ‥‥」(ビンゴ)

#5 夢のような出会い
脚本:桜井正明 絵コンテ/演出:石山タカ明 作画監督:井口忠一
   王子が狩りに出かけるという話を聞きつけた一家は、偶然を装って王子に近づこうと考えた。狩り場の近くへとピクニックに出かける。
 しかし王子の一行になかなか出会えない。そんな中、シンデレラと義姉は風に飛ばされた帽子を追って森に入る。そのうち天候が一変、大雨が降り出した。
「‥父親に似ないで良かった」(アレックス)

#6 ぶどう園の秘密 ダンスの先生、ぶどう園の管理人:筒井巧
脚本:中弘子 絵コンテ/演出:西山明彦 作画監督:大黒晃
   継母は、義姉たちにダンスのレッスンを受けさせるが、上達がない。そればかりかシンデレラが美しく踊るのを見て、継母は大いに腹を立てる。
 しばらくして継母は、シンデレラにぶどうを採ってくるよう命じて地図を渡す。それは近頃泥棒が出るという王室のぶどう園の地図で、継母はシンデレラの評判を悪くしようとたくらんでいた。
「女の子というものは、うそつきや泥棒を好きになったりはしないものか?」(シャルル)

#7 いんちき占い師 イアン:高木渉
脚本:平見瞠 絵コンテ/演出:浅田裕二 作画監督:須田正己
   公園に現れる、謎の老人占い師。その占いはよく当たると評判だった。義姉たちの将来を占わせたい継母は、シンデレラに探しに行かせる。たまたま出会った見知らぬ青年が、老人に連絡をつけてくれると言うので、半信半疑で屋敷に戻るシンデレラ。
 その夜、男から聞いたと言って、老人が屋敷を訪ねてきた。
「シンデレラ、もう泣かないでね」(ワンダ)

#8 魔法の笑顔とおまじない マリー:黒田由美
脚本:荒川稔久 絵コンテ/演出:松園公 作画監督:加藤茂
   評判のサーカス団が町にやってきた。シンデレラは懸命に稽古を重ねる玉乗りの見習い、マリーという少女と知り合う。初舞台が迫っていたが、マリーは人前で実力が出せずにいる。
 マリーの力になりたいシンデレラ。通りがかったシャルルに協力させて、アガリ症を治してあげようとする。
「失敗は少しも恥ずかしいことじゃない。恥ずかしいのは失敗を恐れる心だ」(シャルル)

#9 気になるあいつ ガンディス:宝亀克寿、トムズ:?、ブレード:仲野裕
脚本:桜井正明 絵コンテ:石山タカ明 演出:狭山太郎 作画監督:兵藤敬
   幼い頃からの教師たちが、突然王子から遠ざけられた。ザラール侯爵が引退させたと聞いた王子は、侯爵の考えが分からず戸惑う。そんな折、人目を避けるように城を出る侯爵を見て、王子は単身その後を追っていく。
 野に花を摘みに来ていたシンデレラとワンダたちは、何者かを追って馬を走らせる“うそつきシャルル”を見る。気がかりになった彼らは追いかけることにする。
「恐ろしい話を聞いたわ。‥そんなこと、この平和な国のことじゃないわよね? よその国のことだと思うけど‥」(シンデレラ)

#10 悲しきバイオリン ニコラ:中野浩司
脚本:中弘子 絵コンテ:笹川ひろし 演出:西山明彦 作画監督:井口忠一
   ザラール侯爵の娘イザベルの誕生会が、王子と大勢の貴族を迎えて侯爵邸で盛大に行われた。シンデレラは義姉の帽子を直すために連れて行かれ、馬車で待たされる。
 そこでシンデレラはバイオリン奏者のニコラと知り合う。ニコラは貴族の娘ラ・バリエールとの許されない恋に、悲しい音色を奏でていた。
「世の中には、身分や名声にこだわる頭の固い人たちがたくさんいるの」(パレット)

#11 素敵な恋をしてみたい ラ・バリエール:弥生みつき
侯爵:小島敏彦、母:福島恵子
脚本:平見瞠 絵コンテ/演出:石山タカ明 作画監督:井口忠一
   さる侯爵の令嬢と、バイオリン弾き。身分の違いに阻まれている恋人たちのことをシャルルに話すシンデレラ。バイオリンの音色に誘われて、当のニコラと再会する。
 夜な夜な人目を忍んで逢う2人。応援するシンデレラは、占い師イアンに協力を求め、ラ・バリエールの両親に2人の仲を認めさせるための芝居を打つ。
「まるでろくなこと考えねぇな‥」(イアン)

#12 王子様、はじめまして!
脚本:荒川稔久 絵コンテ/演出:浅田裕二 作画監督:須田正己
   国王と王妃は、お妃選びに消極的な王子を見かね、年頃の娘たちを招待した野外舞踏会を開くことを、王子には内緒で計画する。娘イザベルを王子の妃にしたいザラール侯爵は、この事態に焦る。
 一方王子は、ザラールを探るためにイザベルに近づく。その様子を見たザラールは、これを逆手に取って王子を責め、イザベルとの婚約に承知するよう王子に迫る。
「偽りの結婚‥? そんなのダメよ! 二人の間に愛がなければむなしいだけだわ」(シンデレラ)

#13 愛のゆくえ‥消えたイザベル ガルゴ:島香裕、ボット:三田ゆうこ
脚本:桜井正明 絵コンテ/演出:松園公 作画監督:加藤茂
   王子を振り向かせようと、イザベルが置き手紙を残して家出してしまった。思いもよらない娘の行動に取り乱すザラール侯爵、茫然とする王子。王は城の兵、王子にもイザベルの探索を命じる。
 そのころイザベルは、町で泥棒に鞄を盗られ、追いかけるうちにシンデレラと出会う。泥棒を追って迷い込んだ路地で、2人は人さらいに捕らわれてしまった。
「あきらめちゃだめよ! おそばにいればきっとそのうち‥。まごころは必ず伝わるものよ、イザベルさん」(シンデレラ)

#14 シャルル王子の秘密 メイド長:竹口安芸子
脚本:中弘子 絵コンテ/演出:狭山太郎 作画監督:兵藤敬
   ザラール侯爵の計らいで、行儀見習いとして城に上がることになった義姉たちとシンデレラ。王子に近づく絶好の機会に有頂天の継母と義姉たち。しかしこれは、王子の弱みを握りたい侯爵が、王子の秘密を探らせるために仕組んだことだった。
 城で下働きをするうち、隠れるようにして城を出て行く王子の姿を見かけたシンデレラは、そっと王子の後を追っていく。
「あら。あなたでもひがむのね」(シンデレラ)

#15 二人のシャルル王子 マルセル:鳥海勝美
ミンチ:宝亀克寿
脚本:平見瞠 絵コンテ:笹川ひろし 演出:西山明彦 作画監督:須田正己
   シンデレラたちが買い物に来てみると、町はシャルル王子の馬車が通りがかったと大騒ぎ。姿を一目見ようと馬車に群がる民衆に、王子はちらりと顔をのぞかせる。
 走り去る馬車を見送るシンデレラは、たまたま町に来ていたシャルルと出会う。シャルルは自分の服をまとった偽物の姿に驚く。
「もしも僕の考えが当たっているとしたら、とんでもない陰謀なんだ」(シャルル)

#16 お手伝いは王子さま
脚本:中弘子 絵コンテ/演出:石山タカ明 作画監督:井口忠一
   屋敷が大切なお客様を迎える日。これまでの疲れがたたってシンデレラは倒れてしまった。町に医者を呼びに来たワンダたちと出会ったシャルルは、医者を伴ってシンデレラの家を訪れる。
 そこでシャルルはシンデレラの代わりに働けと言われ、生まれて初めての家事をすることになった。
「ザラールが血眼になって狙うほど、王位とは良いものなのかな‥」(シャルル)

#17 小さな心に優しい気持ち
脚本:桜井正明 絵コンテ/演出:浅田裕二 作画監督:須田正己
   下の義姉ジャンヌが継母の宝石箱から大切な指輪を持ち出し、森でなくしてしまった。義姉をかばうシンデレラ。継母に、日暮れまでに見つけないと二度と家に入れないと言われてしまう。
 懸命に指輪を探すうち、シンデレラは崖からすべり落ちる。パレットがとっさにかけた魔法で助かったものの、シンデレラはチュチュたちほどの丈にまで小さくなってしまった。
「シンデレラ、そんなにお急ぎなら、「やさしいおにいさん」が送るよ」(シャルル)

#18 不気味な絵描き ゾア:大木民夫、絵描き:室園丈裕
脚本:平見瞠 絵コンテ:松園公 演出:雄谷将二 作画監督:青坪芳信
   継母は義姉たちの肖像画を描かせて王子に贈ろうと考え、シンデレラに画家を探させる。シンデレラは亡き母が作品を愛した芸術家ゾアの消息を知り、訪ねることにする。
 同じ頃、王は「王子の肖像画を描かせては」とのザラール侯爵の進言を聞き入れ、王子をゾアの元へ行かせる。今やゾアは、絵にモデルの魂を塗り込めてしまうおそろしい魔術師になっていた。
「だって、ゾアさんに絵を描いてもらうことが、ずーっと私の夢だったんですもの」(シンデレラ)

#19 盗賊団をやっつけろ
脚本:中弘子 絵コンテ/演出:狭山太郎 作画監督:兵藤敬
   継母が流したうわさにより、義姉たちが王子のお妃の有力候補だという話が町中に広まった。やがて盗賊団がシンデレラの家を襲う。うわさを嫌ったザラール侯爵と一味によるもので、一家を脅して町から追い出そうとしていたのだ。
 しかし継母に屈する様子はない。シンデレラは屋敷を守るため、剣術を教えてほしいとシャルルに頼む。
「暴力に屈してはダメよ。カトリーヌかジャンヌがお妃になるその日まで、戦い続けるわ!」(ダントン)

#20 幸せへの旅立ち メルビル:結城比呂
脚本:中弘子 絵コンテ:笹川ひろし 演出:西山明彦 作画監督:井口忠一
   音沙汰のなかった父ホワイエ公爵から、初めて手紙が届いた。父は、上の義姉の結婚相手の世話をザラール侯爵に頼んだと継母に伝えてきていた。
 義姉を王子の妃にと考えている継母は、この知らせに激怒。あげく、この縁談話をシンデレラへのものと偽って、シンデレラを結婚させてしまおうと図る。
「やっと気がついたかい? 鈍い僕なんか、初めて2人を見たときからピンときたよ」(シャルル)

#21 お母さまの思い出 フランソワーズ:鈴鹿千春
ノエ:山野史人
脚本:平見瞠 絵コンテ/演出:石山タカ明 作画監督:井口忠一
   継母が突然倒れてしまった。容態は思わしくない。医者からどんな病にも効くという薬草の話を聞いたシンデレラは、魔物が棲むという危険な森へとその薬草を採りに出かけていく。
 ワンダたちに乞われて同行したパレットは、道すがら、シンデレラの実母フランソワーズとの思い出を話す。パレットとフランソワーズは親友だったのだ。
「あのときの私は何も出来なかった‥。でも、今は違う!」(シンデレラ)

#22 シンデレラ危機一髪
脚本:平見瞠 絵コンテ/演出:浅田裕二 作画監督:須田正己
   ザラール侯爵の一味を偵察するべく、お忍びで町を訪れたシャルル王子。しかし混み合う市場で同行させたアレックスとはぐれたうえに、泥棒に間違えられてしまう。
 そこへ偶然通りがかったシンデレラ。取りなそうとするが、店主は聞き入れない。怒りを買ってしまった2人は市場を逃げ出し、町はずれの空き家に迷い込んだ。
「シャルルに会うと、こんなことばっかり!」(シンデレラ)

#23 狙われた王子様
脚本:桜井正明 絵コンテ/演出:石山タカ明 作画監督:加藤茂
   王子がアレックスを伴って城を出ている間に、ザラール侯爵がついにクーデターを起こす。胸騒ぎを感じて帰り道を急ぐ王子は、侯爵の手下に命を狙われる。追っ手を振り払うなか、王子はシンデレラの家の近くまで来ていた。
 その頃シンデレラの家では仮装パーティーが開かれていた。侯爵の手下は、王子の仮装で来ていたマルセルを本物と間違えて連れ去ってしまった。 
「心配ない、ついて来い。シンデレラ、僕に勇気をくれ」(シャルル)

#24 舞踏会への招待状
脚本:平見瞠 絵コンテ/演出:石山タカ明 作画監督:井口忠一
   王子がクーデターを鎮圧したことにより、王子に妃を迎えて譲位をという気運が高まっていた。お妃選びのための舞踏会が開かれることになり、義姉たちとシンデレラにも招待状が届く。
 シャルル王子を一目でも見たいシンデレラだったが、継母たちに招待状を破棄され、留守番を言いつけられてしまう。
 そして舞踏会の夜。屋根裏部屋で泣くシンデレラの前に、パレットが現れた。
「これは夢ね‥。でも、こんなすてきな夢なら、たとえ一瞬でもかまわないわ」(シンデレラ)

#25 幸せを呼ぶ靴
脚本:中弘子 絵コンテ/演出:狭山太郎 作画監督:兵藤敬
「ご婦人のあんな靴の、どこがいいんでしょうか? それも、片方だけなのに」(アレックス)

#26 幸せな結婚式
脚本:桜井正明 絵コンテ/演出:石山タカ明 作画監督:嶋津郁雄
「心のどこかでいつもきみを思い続けていた。それが通じたんだ」(シャルル)


 欠けているところは、ぼちぼち増やしていきます。斜体になっているセリフ部分をクリックすると、そのうちあらすじに移動するようになるかもしれません。


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